コスモウォーターは本当にメンテナンス不要なのか?

分解2

コスモウォーターはメンテナンス不要だと公称していますが本当でしょうか?
くまおさんはこの考え方には疑問を持っています。というかメンテナンス不要ではないですね、コスモウォーターは。

そもそもメンテナンスとは何でしょう?
ウォーターサーバー業界で言うところの”メンテナンス”とは「サーバー洗浄」の事です。業界全体としてはメンテナンスを実施していないメーカーの方が多い様です。
逆にメンテナンスを定期実施している会社は業界初期の頃からウォーターサーバー事業を行っており、会社規模が大きく、リターナブル形式を採用しています。
具体的に言うと、クリクラ、アクアクララ、アルピナウォーター、ハワイウォーター、朝霧のしずく・・・等です。

これらのメーカーは1〜3年に1回、有償・無償でサーバーの交換を行います。客先から引き上げてきたサーバーは分解洗浄を行い別の顧客に再度貸出をするという仕組みです。一方、ワンウェイメーカーは基本的にはメンテナンスを行いません。行うことが確認できている会社はクリクラミオとうるのんくらいでしょうか?他のメーカーは「メンテナンスフリー」と公称しています。コスモウォーターもメンテナンスフリー機を採用しているとのこと。

少し詳しく検証してみます。

まず、お掃除ロボット付きウォーターサーバーに採用されているサーバーはスタイルセレクトウォーターサーバーというサーバーです。このサーバーは本体側面にメンテナンスフリーのシールが貼ってあります。
シール830
クリーンエアシステムとの事。

コスモウォーターによると・・・下記理由でメンテナンスは不要だそうです。

1. 給水に空気を必要としないお水ボトルを開発~「ワンウェイシステム専用ボトル」
空気圧によりお水を押し出すのではなく、ボトル自体が収縮することで給水できる「ワンウェイシステム専用ボトル」を開発しました。外気を取り込む必要がないので、常温でもクリーンな状態が保たれます。
※お水の残量が少なくなると微量の空気を使用しますが、その空気はクリーン処理されたものとなります。

2. 冷水タンクからの給水に必要な空気をクリーンな状態に保つシステムを開発~「クリーンエアシステム」
外気を冷水タンク内に取り込む前にクリーン処理する「クリーンエアシステム」を開発しました。このクリーン処理された冷水タンク内の空気が残量の少なくなったお水のボトルに供給されるので、ボトル内も最後までクリーンな状態が保たれます。
ともに独自に開発した特許技術によるもので、この二つの技術により注がれるお水が衛生的であることはもちろん、フォーセット(注水口)までの経路も衛生的に保つことを実現。コスモウォーターのウォーターサーバーが内部の定期的なメンテナンスを必要としない理由でもあります。
※コスモウォーター公式サイトより抜粋

・・・・・・・・・。本当なのか?
コスモウォーターには2種類のウォーターサーバーがありますよね。一つはスタイルセレクトウォーターサーバー。もう一つはらく楽スタイルウォーターサーバーです。
少し前までらく楽スタイルウォーターサーバーの衛生性をアピールする分析グラフが公式サイトに掲載されていたのですが現在はなくなっています。突っ込みどころ満載だったので削除したのでしょうか?

この2機種は衛生管理の方法が違います。まずらく楽スタイルウォーターサーバーについてですが、定期的な熱湯循環によってサーバーを殺菌する仕組みです。そして、スタイルセレクトウォーターサーバーは外気が入り込まないので”そもそも”雑菌は発生しないという考え方です。

熱湯殺菌に関してはとりあえずOKだとしても、外気が入り込まないからメンテナンス不要という考え方は正しくありません。確かにコスモウォーターのボトルは水を出す際に凹んでゆく仕組みなのでボトルには外気が入りません。ですからお水が外気に触れることはありません。

しかし分解してわかったことですがサーバーの仕組み上、冷水タンク内には外気が入る仕組みに設計されていることが確認できました!

素人の方には少々わかりにくいのですが、多くのウォーターサーバーは”重力”を利用してお水を出す仕組みです。そしてその重力を利用するためにはタンク内に、ある程度空気が存在する必要があります。タンク内が真空になってしまうとお水が上に吸い上げられてしまい出てこなくなるのです。真空パックをイメージするとわかりやすいでしょうか?タンク内に外気が入り込もうとする力が働いてお水を注水できない現象が起こります。そこで各社サーバーには外気がある程度流入するように設計されています。コスモウォーターも例外ではな、分解して確認したところ外気が入り込む仕組みがありました。分解2

写真左側に管があるのが確認できます。この管から外気が入ります。
そして外気が直接入り込まないように下記の装置が設置されていました。空気清浄機830
無菌空気供給機が設置されていました。外気は入り込むけれども清浄しているので問題ないよ♪というイメージでしょうか。ある一定の配慮はされているので評価できる衛生管理の機構です。ただ・・・コスモウォーターはショッピングモール等で営業を行う際に”ワンウェイボトルは外気が入らないので衛生的ですよ〜”と言って営業活動をしています。そしてその際に”リターナブルボトルは外気が入り込むので不衛生ですよ〜”と他社を中傷する営業を行っています。
おそらく販売員も詳しくは知らずに営業しているでしょうし、他社のサーバーを分解したこともないでしょうから仕方がないのですが、くまおさんとしてはあまりいい気持ちはしませんね。結局コスモウォーターにも外気が入り込む事実には代わりはありません。ちなみに外気が入り込むリターナブルメーカーも一定の配慮が見受けられるサーバーがありますのでコスモウォーターと変わりません。

上記の衛生管理機構を勘案するとお掃除ロボット付きウォーターサーバーに採用されているスタイルセレクトウォーターサーバーは上限2年程度の衛生管理機構と考えられるでしょう。

そもそもウォーターサーバーは外気が入る入らないの問題以前に、お水が循環する機械なので必ず雑菌問題が発生します。厳密に言えばこれは分解洗浄をしないと解決しません。例えば取水口付近やそこに至るまでの配管等です。
その他、ボトル差込口も水と空気が同時に触れる箇所です。
サーバー3

想像して欲しいのですが3年も4年も経過したウォーターサーバーの取水口が無菌だと思いますか?そんなことはありえません。

といってもお水は健康被害を引き起こすほどの雑菌は滅多なことでは発生しませんので気にしすぎる必要はありません。
しかし、これが”メンテナンスフリー”と言えるでしょうか?そんなことは”言えない”というのがくまおさんの結論です。

さらに、冷水タンクを開けてみました。※素人の方は開けないように♪
分解3
冷水タンク内830
説明書によると冷水タンクは2.4リットルの容量です。確認したところこのタンク内を洗浄した形跡はありませんでした。くまおさんが在籍していたメーカーは顧客出荷前にタンク内を専用の消毒液で消毒した後に出荷していたのですが・・・コスモウォーターはやらないのね・・・。

話がそれますが、日本宅配水&サーバー協会というウォーターサーバー業界団体が存在するのですが、この協会はサーバーメンテナンスの基準について色々と提案提唱しています。ある日協会担当者と話をしていたところコスモウォーターを筆頭にワンウェイメーカーは協会参加を断ってきたということでした。たしかに・・・ワンウェイメーカーの基準では協会基準を満たすことが出来ないですからね。。。これはサントリーも例外ではありません。

話を戻します。ウォーターサーバーの仕組みを間違えて理解している人のために少しだけ解説します。多くの人がウォーターサーバーの冷温水はその瞬間に作られていると勘違いしていますが、実はそうではなく「冷水タンク・温水タンク」に予めお水が溜まっておりそれを出しているのがウォーターサーバーです。スタイルセレクトウォーターサーバーだと冷水2.4リットル、温水1.95リットルです。ですから上の写真の冷水タンクにお水がある一定時間”溜まっている”事になります。温水は熱湯なので雑菌は繁殖しません。一般細菌は60℃で死滅すると言われています。しかし冷水タンクに関しては細菌が繁殖できる環境です。コスモウォーターはこれを「外気が入り込まないので永遠にメンテナンスフリー」と公称していることになります。そんなことはないと思うんだけどな・・・実際のところ外気はいるし・・・

でも、ウォーターサーバーは便利ですからくまおさんはオススメします。そこで皆さんが気をつける方法はこちらです。

1.定期メンテナンスを行っている会社と契約する
2.定期的にメーカーを変更する

1.の定期メンテナンスを行っているメーカーを探すことは意外と困難です。利用規約を読み込まないとわからないことも多々あります。2.に関してはそのままです。定期的にメーカーを交換しましょう。多くのメーカーが解約金設定期間を1〜2年程度設けております。このコスモウォーターお掃除ロボットacro付きウォーターサーバーは解約金設定期間が2年間で14,000円です。このサーバーは出来れば1年位でメンテナンスを行ったほうが良い機種だといえます。
このお掃除ロボット付きウォーターサーバーはお得な機種なので初期契約はオススメします。皆さんが気をつけるべきことは”メンテナンス”です。
⇒コスモウォーターキャンペーン情報

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